炊飯器を利用した美味しいお米の炊き方を、家電製品総合アドバイザーのTEKKAN運営チームの鈴木が回答いたします。
弓道のお供に食べるご飯を美味しく炊きたいと思ったときに、是非ご参照ください。
なお、ご紹介の都合上家電メーカー様の名前を出させていただくことがございますが、敬称を省略させていただきます。また、感想についてはあくまで運営者の個人の物ですので、ご了承ください。
炊飯器には、「マイコン式」「IH式」「圧力IH式」があります。
それぞれの方式に利点・欠点は存在しますが、基本的に味を重視するのであれば「IH式」もしくは「圧力IH式」の製品をお選びいただくのが良いかと思います。象印さんやパナソニックさん等多くのメーカーのフラッグシップモデルは圧力IHを採用しておりますが、三菱電機については昔からIH式にこだわり商品開発を続けられております。
私個人の炊き上がりの感想として、
となります。
ただ、こちらのどのメーカの炊飯器を選ばれても、IH式・圧力IH式のものであれば、十分ご満足いただける炊き上がりになるのではないかと思います。
近頃では、アイリスオーヤマやT-Fal、山善や美的集団のComfee、ニトリなどの多くのメーカーさんが炊飯器を販売しておりますが、あいにくまだ実食したことがございませんので、感想を書けておりません。
まずは、米をきっちりと計量しましょう。
できれば、大きい炊飯器でたくさんのお米を炊いていただくのがオススメです。
例えば、5.5合炊きなら4~5合くらい、3合炊きの方なら3合くらいまで多く炊いた方が美味しく炊き上がることが多いです。
何合炊くか決めたら、炊飯器に付属の計量カップを利用して、米をはかり取ります。(100均等の計量カップは非推奨)
炊飯器の機種によっては、無洗米・洗米とで計量カップが分かれていることもあるため、米の種類によって使い分けます。
正しく1合を計量するには、計量カップすり切りで行います。
お米の銘柄はたくさんありますので、ここでは省略いたします。
好みの銘柄のお米をといでいきましょう。ここからは時間が重要ですので、短時間でパッパッと素早く、お米に対する優しさを忘れずに研いでゆきます。
とにかく1回目の浸水は命です。
ボウルなどに、予め大量のきれいな水(浄水器などがオススメ)をためておき、この水を米を入れたボウルや炊飯器の釜へ入れ短時間ですすぎます。
1回目の浸水は非常に重要なので、是非水道水ではなく浄水器などをご利用ください。
続いて研ぎます。
イメージとして、手をたてた感じで研いでいただくと、米がきれいに研げると思います。
イメージとして20〜30回転(20秒程度迄を目安)にすぐに研いでしまいましょう。この際に米を潰さないよう注意します。
研いだらすぐ注水、すすぎましょう。
近頃の精米技術はとても発展しているため、米を研ぐのは、1回〜2回ぐらいで十分です。
最後にたっぷりの水でもう一度すすぎます。
精米が終わったら、炊飯器内釜で水加減をします。
基本的には、炊飯器内釜のラインぴったりに沿わせるのが理想です。
釜の置き場は水平ですか?きちんとはかり取りましょう。
好みに応じて少し水の量を増やしたり減らすこともありますが、加減には十分注意します。
お好みに応じて、米を浸水させます。
基本的には炊飯時間に浸水も含むため、基本的には浸水不要です。
気になる場合、特に冬場は浸水時間を取っても良いかと思います。
夏に浸水させる場合は、冷蔵庫に入れておくことでいい感じに浸水させられます。
時間としては30分〜1時間程度が目安です。
何時間も浸水させると、お米が美味しく炊けなくなるので、上限は1時間と見積もりましょう。
基本的に予約炊飯は使わない方が良い炊き上がりが目指せます。
必要に応じて浸水したら、そのまま炊いてしまいましょう。
炊飯器によっては、「エコ炊飯」がオンになっているかもしれません。
炊飯器の電源をよく落とされる方は、内蔵電池の消耗が激しく、記録が飛びエコ炊飯になってしまうこともあるため、よく確認します。
エコ炊飯モードよりも美味しく炊ける、通常の炊飯モードにするか、お好みの炊飯モードに切り替えてください。
基本的には、近年の炊飯器は蒸らしの工程が含まれています。すぐに混ぜましょう。
蒸らしたい場合も、5分〜10分程度に抑え、すぐに混ぜていただくことを推奨します。
炊きたてのお米が一番美味しくいただけます。
すぐに食べましょう。
保温する場合、「しゃもじを入れておかない」「長時間おいておかない」などを徹底します。
皆さんの良いご飯ライフが楽しめることを心よりお祈りしております。